(僕も)パーカーの音色に迫れるか?  

 

私は、現在テナー吹き。
お口の周りのセッテイングは(マウスピース;オットーリンクメタル9☆NY。リード;Rico#4)です。
ko-ko氏ご掲載の記事を拝見し、ムラムラっときてしまい眠っていたアルトをひっぱり出し、氏のご体験を参考に以下のセッテイングで挑戦!

  • マウスピース;セルマーC☆、C☆☆、およびB☆
  • リガチャー;セルマー
  • リード;ラボーズ#3

Copyright (C) William Claxton
BIRD with His Fans

ところが、音はさっぱり出ませんでした(笑)。お酒も飲んでみましたがやっぱり駄目でした(笑笑)。テナー吹奏時のセッテイングに慣れてしまっているのでしょうネ。くやしい...
気を取り直して、同じく眠っていたマウスピース達をひっぱりだし、いくつかのリードを購入し再挑戦。結果として次にご紹介するセッテイングがそれらしく聞こえるのではなかろうか? 個人的にそんな印象を持ちましたのでご紹介申し上げる次第です。但し、ko-ko氏のおっしゃる通り、私の場合もあくまで「個人的な方法論」です。


1.デバイス

  • マウスピース;オットーリンク・ラバー6☆
  • リガチャー;お手持ちのもの(私はB♭クラリネットのもので代用)
  • リード;腰があって固目のもので高域が伸びないもの(私は、ヘムケ#3半)


2.吹奏

  • 基本はサブトーン。目一杯、唇を柔らかく構える。
  • マウスピースは浅目にくわえる。
  • 吹くとき、マウスピースの両脇から息を漏らす様な感じで。
  • ここが肝要ですが、自分の顔がバードの顔に変わったと信じ、また自分の手もバードの手の様にグローブの様な手になったと信じる。つまり、「楽器は自分の手中に落ちた!」と信じ込む。


かなりバードっぽい音が出せたと思ってます。但し、難点があります。


  • アンブシュアーからして、(想像できると思いますが)高音域が伸びのある音・芯のある音にならない。
  • 疲れてくると、ちりめんビブラートが、かかりだす。
  • フラジオなんて絶対出せない。


メイヤーやベルグラーセンのラバーでも試しましたが、リンクのラバーが一番よかったかな??

 

 

1999. 6. 6 J    

 

 

Photos in this page is from "William Claxton Photography",
Copyright (C) William Claxton ,All rights reserved.

Permission granted by Doris Parker under license
by CMG Worldwide Inc. USA


ホームへ  BIRD'S NEST メニューへ   Back | Next